• YAHATA KIYONOBU

「問題発見力」の重要性①



今、クリエイターにとってもビジネスマンにとっても教育者にとっても重要になっている「問題発見力」について、何回かに分けてお話したいと思います。


これまでの時代は問題「解決力」が必要とされてきたように思います。


ビジネスシーンにおいても「ソリューション(解決)」という言葉が多く使われてきました。


生活に引き当てて考えてみたいと思います。


風邪をひいて病院に行った時、お医者さんが風邪薬の処方箋を出してくれた。


結果、風邪が治った。


これはシンプルな問題解決です。


ところがその患者は毎月風邪をひいて、毎月病院に行って、毎月風邪薬をもらって治していました。


患者さんも症状はよくなっているわけだしお医者さんもビジネス的にうまくいく。

これで世の中は回ります(笑)


でも鋭い人は風邪薬では治せない問題が潜んでいることに気づきます。


そう、それこそが患者さんの「本質的な問題」。


みなさんはどんな問題があると想像しますか?


例えば栄養に偏りがある。

ついつい無理をして頑張ってしまう性格。

住んでいる家の断熱構造に欠陥がある。

寝相が悪くいつもお腹を出してしまう癖がある。


などなど、人それぞれいろんな答えが出ると思います。


その中で、患者さんが今後、風邪を引かなくなるためのクリティカルな問題を探せと言われたらできるでしょうか?


意外に難しいと思います。


そうなんです。

その力こそが「問題発見力」なのです。


そしてその問題を発見できた時に問題は自然と解決の方向に向かうのです。


その力を、さまざまな職場で、ご家庭でみんなが発揮できたら世の中もっとよくなりますよね(笑)


アルベルト・アインシュタインはこう言われています。



「もし私がある問題を解決するのに1時間を与えられ、しかもそれが解けるか解けないかで、人生が変わるような大問題だとすると、はじめの55分間は自分が正しい問いに答えようとしているのかどうかを確認することに費やすだろう。そして、適切な問いさえ分かれば、その問題を私は5分で解くことができる」


経営の神様と呼ばれるピーター・ドラッカーの言葉。



「経営における最も重大な過ちは、間違った答えを出すことではなく、間違った問いに答えることだ」


正しい問題を発見をすることがどれだけ大事か分かる偉人たちの言葉だと思います。