BRANDING MAGAZINE
ブランドディレクターの八幡です。
このブログでは、コロナで大変な思いをされている事業者の方を、ブランディングの力で応援をしたいと考え、これまで書いてきたメルマガから、その内容を抜粋し紹介しています。
ブランドには「ファン」を生み出す力があります。それは、なぜでしょうか?
ふたつの価値
ブランドが提供する価値には
「機能的価値」
「情緒的価値」
のふたつがあると言われています。
機能的価値とはスマホで例えるなら
「処理能力が高い」
「データ容量が多い」
「高精細液晶」
「高解像度カメラ」
「電子マネー」
などのことですね。
情緒的価値とは
「デザインのかっこよさ」
「パッケージの可愛さ」
「高級感のある質感」
「気持ちよいユーザー体験」
などになります。
昨今は「機能」をたくさん盛り込んでも売れなくなってきています。
企業側は一生懸命に「機能」で差別化をはかります。
ところが、ユーザーからは「必要のない機能がたくさんあるだけ」にしか映らないんですね。
つまり「差」になっていない。
その結果、「どれも同じ」に見えてしまっているわけです。
これを「コモディティ化」と呼びます。
「企業視点」の意味のない機能的差別化は、まるでテレビのリモコンのように使わないボタンをたくさん増やしてしまうだけで、あまりユーザーの心をとらえていないようです。
Appleブランドの価値
Appleがやったことは対照的です。
「ユーザー視点」で、無駄な機能や無駄なボタンを省いた結果、音楽プレーヤー「iPod」を大ヒットさせました。
カッコいいCM、美しい商品デザイン、シンプルな操作性、すべてが新鮮な体験を生み出しました。
もうお判りかと思いますが、Appleが力を入れたのは「情緒的価値」の方だったのです。
その結果、たくさんの「ファン」が生まれました。
「ファン」をつくるために必要なことは、お客様の「心」を喜ばせることだったんですね。
そのブランド(企業・商品・サービス)は「ワクワクするのか!?」と、自分の「心」に問いかける習慣をつけると、ファンを生み出し、圧倒的に魅力的なブランドを構築するためのヒントが見えてきます。
\ 本日のワクワクポイント講座 /
そのブランドは
「ワクワクするのか!?」と
問いかける習慣を!
ファンをつくれば
おのずと売上はあがる!
では、またの配信をお楽しみに。
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