浮世絵って実は分業で作られていたってご存知ですか?
絵師、彫師(ほりし)、摺師(すりし)。
その中でも、今回は摺師(すりし)職人の制作現場を撮影させていただきました。
東京富士美術館で開催されている浮世絵、新版画の展覧会「旅路の風景」に合わせて制作した動画です。
葛飾北斎の「冨嶽三十六景」、歌川広重の「東海道五十三次」をはじめとして、Appleの創業者スティーブ・ジョブズも愛した川瀬巴水の作品も展示されています。
ジョブズは川瀬巴水の大ファンで25点ほどの作品を所蔵し亡くなる直前まで部屋に飾っていたそうです。
ジョブズの巴水への愛と美意識の高さを感じるエピソードです。
個人的には明治生まれの吉田博の作品は現代のアニメーション美術にも通じる描画センスを感じて好きです。
タイトルバックの絵も吉田博です。
なかなか大手を奮って旅行にも行きにくいこのご時世。
GWを使って美術館に足を運び静かな版画の旅を楽しむのも悪くないですね。
ご興味のある方はこちら 旅路の風景─北斎、広重、吉田博、川瀬巴水─ ↓ https://www.fujibi.or.jp/exhib.../profile-of-exhibitions/...
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